財布をクリーニングしよう!今話題の財布のクリーニング

クリーニング道具の絵

財布というのは必ず毎日持ち歩くものです。
そのため、使用頻度で考えると持ち物の中ではかなりハードな使用頻度に分類されると思います。
革の財布は耐久性が高いため、毎日ガンガン使っても滅多なことでは破れたり壊れたりはしませんが、汚れは毎日使うことによってどうしてもついてしまいます。

革の財布は使い込まれたエイジングが魅力ですが、せっかくエイジングさせた財布と言えども汚れているとその魅力は半減です。

自分の中では「使い込まれた歴史」を感じる財布でも、他の人から見たら「汚れた財布」と思われるかもしれません。
でも財布ってそんな簡単に洗ったりできるんでしょうか?

今回はそんな財布のクリーニング方法についてご説明します。
間違った手順で洗うと革を痛める原因にもなりますので、正しい手順でクリーニングをしましょう。

1.財布のクリーニング方法・手順

財布と道具

では早速財布のクリーニング方法について手順を説明していきます。
クリーニングまでするのは重度の汚れが付いた場合がほとんどだと思いますが、軽度や中度の汚れの落とし方も簡単に説明しておきます。

軽度の汚れの場合

ちょっとした汚れは乾いた布で拭いてあげるだけで大丈夫です。
目立たない汚れならそれ以上無理に取ろうとせずそのままにしておきましょう。
汚れを取ることに固執するあまり、余計な染みを作ってしまう場合があります。

中度の汚れの場合

やや気になる汚れの場合は濡らした布をしっかりと絞って拭きましょう。
ちょっとでも布に水分が残っているとシミになる原因になりますので必ずしっかりと絞ってください。

重度の汚れの場合

重度の場合はしっかりとしたクリーニングが必要になります。
まずは財布表面に着いた汚れや埃をしっかりと落とします。
埃を落とすのに最適なのは毛ブラシです。馬やヤギ、豚の毛を使った革素材専用のブラシが売っているのでそれでしっかりとブラッシングして埃を落とすのがベストです。
もし無ければ乾いた布でしっかりと拭くだけでも構いません。
とにかく表面に余計なゴミを残さないようにしましょう。

次に革専用のクリーナーを用意します。
クリーナーを布に染み込ませ、汚れた個所や全体を優しく拭き取ります。
ごしごしと擦ると革が痛むため厳禁です。
優しくトントンと叩くように、クリーナーを革に染み込ませて汚れを浮かせるように拭くのがポイントです。
クリーナーの量は付けすぎないようにしてください。

クリーナーで汚れを落としたら日陰で風通しの良い場所で乾燥させます。
乾いたらクリーニングは終了です。ただし乾燥後、この状態で使用しないようにしてください。
クリーナーによって汚れと一緒に革を保護する油分まで取り除いた状態ですので、このまま使うと革がすぐに傷んでしまいます。

必ず次の仕上げを行ってから使用しましょう。

仕上げ

クリーニングをした後、革専用のオイルで財布に油分や栄養を与える必要があります。
様々なメーカーから革用の様々な名称のオイルが出ていますが、使い方はほとんど一緒です。

一般的なのは

  • ミンクオイル
  • レザードレッシング
  • レザーオイル

などなど。

これらを適量乾いた布に取り、財布全体に薄く伸ばして塗りこみます。
全体にオイルを塗り込んだら先ほど同様風通しの良い日陰にて乾燥させます。

ある程度乾燥したら乾いた布で全体を拭き取り、余計な油分を拭き取ります。
この拭き取るが不十分だとカビの原因になりますのでしっかりとふき取ります。

拭き取った後は縫い目や角、革の繊維の間などの油分をさらに取り除くため毛のブラシでしっかりとブラッシングします。
この時点で財布には非常に美しい光沢が出ていると思います。

これで仕上げを含めてクリーニングは終了です。

2.クリーニングする際に気をつけること

クリーニングする際は下記の点に注意しましょう。
注意点を守らないとせっかくの革が痛んだり、汚れてしまったります。

水を使わない

革にとって水は厳禁です。
特にクリーニングが初めての方は絶対に使用してはいけません。
水を使って綺麗に汚れを落とすやり方もありますが、慣れていない方が下手に水を使用すると取れないシミになってしまいます。そうなると取り返しがつきません。
自信がない場合は水をつかわず必ず専用クリーナーを使用してください。

直射日光やドライヤーなどで乾かさない

ドライヤーの強い熱は革を痛めますし、直射日光は革が固くなってひび割れる原因になります。
どちらも厳禁です。

オイルを塗り過ぎない

仕上げの際に使用するオイルは油分で革を保護する性質がありますが、塗り過ぎるとその油分を餌にしてカビ菌が発生します。
塗り過ぎるくらいなら塗らなさすぎるほうが良いくらいですので、オイルの量には十分注意しましょう。
表面にうす~く塗り伸ばす程度で十分です。基本的には革から出る油分や人間の手の油分で十分保護はできます。

3.まとめ

いかがでしたか?
革のクリーニングと言ってもそれほど難しいことはありません。
注意点さえ気を付ければ自宅でも簡単にケアできます。

ただし、本当にひどい汚れの場合は無理に自宅でケアをせず、専門店のプロにお任せするようにしてください。