ブライドルレザー、ロウを塗り込むことで生まれる耐久性を持つ革のお手入れ法

ブライドルレザーとはどうのようなものなのか?その特徴は?

プライドルレザーの特徴としてはなんといっても美しい光沢です。この光沢は革にロウを何度も塗り込むことで、表面にブルームとよばれる白く浮き出すロウ、それを拭き取るとなんとも言えない深く美しい光沢が生まれます。またロウを塗り込むことで繊維が引き締まり、高い耐久性を持っているのもブライドルレザーの大きな特徴です。またブライドルレザーは牛革の中でもショルダー部分を使用していて、このショルダー部分の皮は天然皮革らしい個性を楽しむことができます。
プライドルレザーはロウを塗り込むことで繊維を引き締めるという手法で作られているのですが。この手法は英国で1000年以上も前に生まれて歴史ある伝統製法で、馬具にもよく使われてきたように耐久性に優れています。
使い続けるうちに光沢がでるのですが、使い始めはブルームという白い粉のようなものが表面に見えます。このブルームが使い続けるうちに自然と取れていくことで、味わいある光沢が生まれるのがブライドルレザーの魅力ともいえます。自然に落ちるのを待つのもいいのですが、前にも述べたようにふき取ることでも光沢を出すことができるので、その辺はお好みです。購入直後であれば乾拭きでも十分に効果があります。もしかさつきが気になるのであれば、皮革用のクリームを使うことで油分を補うのもいいと思います。
そんなブライドルレザーのお手入れ方法はどのようにしたらいいのか?お手入れ次第では何十年も使い続けることができると言われるブライドルレザーだけに、その方法はしっかりと把握しておきましょう。

 

お手入れに必要なもの

ブライドルレザーを手入れするにあたって、まず準備するものとして、柔らかい布(フリース生地がオススメです)、馬毛のブラシ、乾拭き用の布、皮革用ローションがあるとよいでしょう。

お手入れの手順

どの皮革製品であっても最初にするお手入れ方法はブラッシングです。用意した馬毛のブラシを使いブラッシングをしていってください。その際には縫い目など汚れやホコリのたまりやすいところはより丁寧にするのが効果的です。
ブラッシングにより表面の汚れやホコリが落ちたのであれば、次は皮革用ローションを使ってさらに頑固な汚れを取っていきましょう。布を指に巻いてその先にローションを1~2㎝ほど付けます。乳液状になっているため、手入れする皮革製品によって使用する量は調整してください。用意できたらローションを塗り込んでいきましょう。汚れを落としながら、皮革に栄養を与え潤いとツヤがでてくるはずです。シワやひび割れなどの特に傷みのひどいところはより念入りに塗り込むと良いでしょう。皮革用ローションを全体に使い汚れ落としてと皮革への栄養補給が終わったら次は再び馬毛のブラシを使い、さらにローションを全体によくなじませるようにブラッシングを行います。全体にローションもいきわたったのであれば、最後は乾拭き用の布を使い乾拭きをして、お手入れは終了となります。

お手入れの後は

お手入れが終わったブライドルレザーは油分と水分を補給したことで質感がしっとりしたはずです。前にも述べたようにブライドルレザーは革にロウが染み込んでいます。なのでお手入れでブルームが落ちてもしばらくするとまたブルームが表面に浮き出てきてしまいます。自然に落ちるのを待つのもいいと思いますが、先ほどのような手順でお手入れしてあげるのも、いいと思います。どちらにせよブルームが革になじむことで味わい深い経年変化を楽しめるでしょう。

革にとって乾燥は大敵です。小物の皮革製品であれば手で触ることで手の油が革に染み込みます。ですが靴などをあまり触る気かがないためシワやひび割れが起きてくるかもしれません。そうならないように油分の補給はこまめに行ってあげてください。

ブライドルレザーは油分が多く、水にも比較的強いのですが、雨の日などに使用する際には、防水スプレーをしておくほうが安心です。